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Samba! Nossa Paixão(サンバ・ノッサ・パイシャォン)

【Terra do samba】
日本のサンバ創成期より活躍するサンバマエストロ・ゲーリー杉田。
ブラジル音楽専門のピアニストとして活躍する鈴木厚志。
フルートを中心に様々な楽器を演奏するマルチインストゥルメンタルプレーヤー幸枝。
大地に根を張り茎と葉そこに咲いたサンバの花を貴方にお届けいたします。

            Samba! Nossa Paixão
               税抜価格 2,000 R1801394

【収録曲】

1. Eu Sei Que Vou Te Amar (Tom Jobim)
2. Morena Flor (Toquinho e Vinícius)
3. Muito Prazer (幸枝)
4. Moça (Wando)
5. Orquídeas Roxas (鈴木厚志)
6. Você Abusou (Antonio Carlos e Jocafi)
7. Mas Que Nada (Jorge Ben Jor)
8. Manhã de Carnaval (Luiz Bonfá)
9. Samba Sol da Mente (ゲーリー杉田)

【メンバープロフィール】

【ゲーリー杉田】
日本のサンバ創世記より日本全国のイベント・ライブハウスなどで演奏活動する傍ら、作詞作曲、DJ、
プロデューサー、パーカッショニスト、ダンサー、シンガーとしてブラジル音楽の普及に努める。
21回に及ぶ渡伯で培った本場ブラジルのスイング感と、サウダージと呼ばれるブラジル特有の感情を表現
したその歌唱は、ブラジルそして日本でも人々を魅了する。
2005年にリリースされたアルバム『Do Sol Nascente evivo O Samba(サンバの夜明け)/ゲーリー杉田』は、ブラジルのFM局や音楽番組でも取り上げられ話題に。
現在、東海ブラジル音楽文化普及協会理事長及び浅草サンバカーニバル出場チーム <ウニドス・ド・ウルバナ> 代表を兼任し、イベント企画・タレントブッキング等まで、幅広い活動を展開中。
サンバ愛好家の間で知る人ぞ知る重鎮であり、その圧倒的な存在感と実力で確固たる地位を築いている。
         http://www.garysugita.jp/

【鈴木厚志】
国立音楽大学ピアノ専攻を首席で卒業。ソロリサイタル、室内楽、コンチェルト等のソリストとして活躍また、作曲アレンジも手掛ける。 その後ブラジル音楽と出会いその魅力に傾倒。現在、日本では数少ないブラジル音楽専門のピアニストとして活動中。 アルゼンチンタンゴのバンドネオン奏者として有名な小松亮太氏のグループメンバーとして、国内外のツアーやレコーディング等にも参加。
         https://atuxi5.wixsite.com/atuxi

【幸枝】
フルートを中心に、オカリナ、リコーダー、篠笛、ケーナ等様々な楽器を演奏する、マルチインストゥルメンタル・プレイヤー。 ブラジル音楽、特にショーロの音楽をベースに、オリジナルなサウンドを展開、数々のレコーディング、コンサートに活躍。 園児向けのコンサートでは、笛のお姉さんとしても活躍中。
         http://yukie-fue.sakura.ne.jp/



サンバの夜明け(DO SOL NASCENTE REVIVIO O SAMBA)

            
           税込価格 \2,900 (税抜価格 \2,762) UR-1001

【収録曲】

1. Nao Deixe o Samba Morrer/愛のサンバは永遠に
2. Tristeza/トゥリステーザ~悲しみよさようなら
3. A Vida/人生
4. Pranto de Poeta/詩人の涙
5. Alvorada/夜明け
6. As Rosas Nao Falam/沈黙のバラ
7. Corra e Olhe o Ceu/空を見上げて
8. Folhas Secas/枯れ葉
9. Juizo Final/最後の審判
10. Vou Festejar/お祝いしよう
11. Carinhoso/愛にあふれて
12. O Amanha/あした
13. E Preciso Muito Amor/ありったけの愛を
14. Manha de Carnaval/カーニヴァルの朝

【演奏】

 ゲーリー(ヴォーカル)
 井上みつる(カヴァキーニョ)
 石井幸枝(フルート、アルトフルート、コーラス)
 阿部浩二(7弦ギター、6弦ギター)
 栗山豊二(パンデイロ、タンボリン、タンタン、シキシキ、鉄ヘコ)
 ダミオン(クイーカ、お皿、ガンザヘコ、アフロヘ、タンボリン)
 吉田 豊(タンボリン)
 小林 修(アコーディオン)
 ジュリア(コーラス)
 片山よし美(コーラス)
 【音楽監督】 【録音・MIX】 井上みつる
 【コーディネイト】 (有)オフィス・デル・ソル
 【録音】 2004年10月
 【マスタリング】 清水達夫
 【カヴァーデザイン】 飯塚猛重
 【写真】 浅田英了
 【イラスト】 間瀬健治
 【プロデュース】 ゲーリー&みつる
 【Special Thanks】
   クラウヂア(プラッサ・オンゼ)
   長谷川きよし 
   Ricardo Martins
  (有)中南米音楽/MPB 
   NOVA URBANA
解説:ケペル木村
寄稿:長谷川きよし
対訳:上沖央明

★寄稿★

惚れ惚れするようないい声、僕の永遠の憧れのバリトン、人柄がにじみ出ているような表現。
彼の好きなカルトーラやネルソン・カバキーニョと甲乙つけがたいと言ってもちっとも言い過ぎじゃない
何故、こんなにも素晴らしい歌唱力を持ったアーティストが、50歳を過ぎた今、CDデビューなのか?ということに疑問を感じるより、この時代に、ゲーリーが長い間愛情を込めて育んできた物が、結実して世に出ることを素直に喜ぶべきだろう。
我々がブラジル音楽に出会って虜になった頃は、レコードを探すだけでも大変なことだった。
どこへ行ってもブラジル音楽が聞こえてくる今と比べたら、まさしく隔世の感である。時代がやっと僕達に追いついてきたって言っちゃおうか、ねえ、ゲーリー?
何軒も店を経営している人なのだから、きちんと商売のことを考えているのだと思うのだが、彼の店で食べる料理と同じように、一つ一つ大切に取り組んできた歌に身を任せていると、邪な物の全くないその歌の力に、自然と心が満たされていくというアルバムに仕上がっている。
ここでは聴けないがゲーリーのパーカッションも見事な物で、プレイヤーとヴォーカリスト、共通する二つの要素を持った男同士のデュオで、ブラジルのいい歌を演奏する機会がもっともっと沢山出来そうな気がする。
          長谷川きよし